審査落ち

また審査に落ちた。前回落ちた理由とは少し違っているのだが、おそらく落ちた一番の理由はコンテンツを減らしすぎたせいだろう。

有用性の低いコンテンツ

お客様のサイトは、弊社の定めるサイト運営者ネットワークのご利用要件を満たしていないと判断されました。詳しくは、以下のリンク先の情報をご参照ください。

今公開しているのは「アルプスの少女デーテ」と森鴎外が欧州遊学時に書いた漢文の日記「航西日記」、それと私自身が書いた雑記のごく一部。こうしたものがポリシー違反で、書けないというのであれば、私としてもわざわざ広告を載せたいとも思わないし、そもそもこういうコンテンツに広告を載せたい人もおらんとは思う。

前回審査を受けたときはコンテンツの分量としてはかなりあったが、いろいろ問題のある発言もあったのだろう。

ともかく、このサイトは当分の間、広告を気にせず自分の書きたいことを好きなように書くサイトってことにするしかない。socialakiba.com へのリンクやリダイレクトはすでにもうやっていてこれもいまさら辞めるわけにはいかん。だから、今できることは現状維持しかない。

もし私のブログを収益化したければそれ用のサブドメインを socialakiba.com に追加するかもしれないが、それは今とはまったく違う状況、つまり、なんかの理由で私のブログを読みたいという需要が発生した場合であり、それは今ではない。

「有用性が低いコンテンツ」とみなされたもうひとつの理由は tanaka0903.net のコンテンツが長期間に渡る雑記であって、テーマ性が見いだせないということあるのかもしれない。「浅草アリゾナで昼食」のように、永井荷風のような著名人ならともかく私のような無名の人間の日常茶飯や思いつきを「断腸亭日乗」のように綴っても価値がないとみなされても仕方ない。

「有用性が低いコンテンツ」とはつまり「SEO的対策がまったくなされていないコンテンツ」、adsense 的に言えば「インプレッションが弱いサイト構成」という意味であり、そういうコンテンツを書き、そういうサイトを作りたければ adsense に頼るなということになろう。

bloggerに付き合ってみる

wordpress も進化してきたわけだ。twenty-fifteen とか twenty-sixteen の頃はごく当たり前なメインコンテンツとサイドバーとヘッダーとフッターというレイアウトになっており、これは古き良きブロガーと言われる人たちが、普段の身辺雑記を記録更新していく、Webに公開する日記に必要十分な構成であった。

今のはてなダイアリーとかアメブロなんか今もそういうレイアウトになっている。

しかし今の wordpress の twenty-twentyfive なんぞにはもはやサイドバーなどというものはない。SNSの発達によって人は日常のつぶやきはツイッターや或いは facebook、instagram なんぞに書くようなった。ブログというものはそういううだうだ不特定多数にだべるという需要を満たすためのものではなくなった。しかも人はもはや Web を PC なんぞではみない。みんなスマホで見るようになった。だから最近の更新とかカテゴリーなんかを載せるためのサイドバーは不要になった。

一方で wordpress は商業サイト構築のツール、つまり CMS (コンテンツ管理システム)として使われるようになった。SEO ということが重要になってきた。

SEO的には一つのサイトは一つのテーマで統一されていたほうが良くて、雑記やら宣伝広告やらをごちゃまぜになんでも一つのサイトにぶちこむのはよろしくないとされるようになった。50とか100とかの選別された記事か、もしくはテーマを1つに絞り込んで200とかせいぜい1000くらいのページでできているサイトが SEO 的には良いということになってきた。

わずか10年でここまで世の中の情勢は変化した。

それで、twenty-twentyfive なんかはスマホで見ること前提で、万一 PC で見るときには、両サイドは adsense などの広告用に空けてある。これはまあこれでヨシとしよう。

しかしいっぽうで身辺雑記や書評なんぞを書くためのブログも欲しい人はもうブログをそれぞれのテーマでわけるしかない。SEO的に互いに干渉しないように分離しなくてはならない。

そうした場合古いブログはそのまんま放置して、新しいブログを次々に作っていくということになる。ブログの引っ越しということは SEO的には不利なので、リダイレクトなどで対処するしかないが、これもせいぜい1年くらいの暫定措置で、古いものは古いままほっとくしかない。

というわけで tanaka0903 のように、2009年からやっていてあまりにもごちゃごちゃしてて adsense の審査にも通らないようなやつは、収益化を諦めて放置すればよかったのだろうが、工事を始めてしまったのでもう行くところまで行くしかない。

で、身辺雑記や書評用のテーマとしては twenty-fifteen なんぞをそのまんま使うのが一番便利なのだが、最新のテーマ(つまり wordpress 7 に完全対応しているもの)でやりたいとなるとやはり blogger 当たりが最も進化しているように思う。というわけでここでは blogger をしばらく使ってみようかと思っている。

google analytics をうまく使えば今日一日どこのページが読まれたかということもかなり正確にわかる。かつてはアクセスカウンターのようなプラグインを使っていた。今も google site kit がそういう目的に使うこともできる。それでわかるのは要するに誰も私のブログなど見に来る人はいないってことだけだ。多少はいるような気もしないではないが、それではいっこうに収益化などできないってことだ。しょうがないね。浅草のページも一時期は珍しさで見にくる人がいたが、すぐにアクセスは減った。やはり日本人向けにあれこれ書いても無駄だ。その上、どうでも良い古くからあるページばかり検索上位にくるのでやる気も失せる。

夏季休暇で自分が属する組織からしばらく離れているとやはり自分は組織の中にいてもしょうがない人間だと思える。しかし組織の中にいるからこそ給料がもらえて特に不足のない生活をしている。日本が戦前国際連盟から脱退したのはバカげていた。しかし今私が自分の仕事を辞めたい辞めたいと思っているのは日本の国際連盟脱退と同じくらいバカげたことだ。そりゃそうで辞められるならとっくの昔にやめているわけで、辞めてないのはやめられないからなのである。どうしようもない。SEOだってそうだ。Webで金儲けする気がないからSEOを無視していられるのだ。これがWebで稼いで生きていくしかなきゃSEOにしがみついて生きるしかない。困ったものである。


追記。blogger にもなんかへんなバグがあることがわかったので結局 twenty fifteen に戻した。もう新しい時代にはついていかないことにした。

肖像画

なんちゃってリトグラフ

gemini は余計なものを描きすぎるんだな。記号的というかな。目は目らしく描こうとする。深い眼窩の奥の陰で見えないものまではっきりくっきり描こうとする。それがダメだ。もともと左右非対称なものを対称に修正しようとする。それもダメだ。不均衡なままにしないと自然さが失われる。顔も特徴がなくなり、標準顔に近づいて、似なくなる。

chatgpt は逆に、記号的でなさすぎる。人間が描く絵というものはある程度、記号的なものなのだが、写真をそのまま画像処理しただけの、つまり昔の non-photorealistic rendering に近い、フィルターを単に通しただけみたいな絵を描いてしまう。

どっちもどっちなんだけど、人によっては月岡芳年の錦絵風が似合ったり、ベルナール・ビュッフェ風が似合っていたりする。

gemini は当たればすごく面白いが外す確率も高い。chatgpt は無難だがインパクトが無い。gemini はテンプレに当てはめたがり、chatgpt はテンプレはともかくとして自作したがるんだろうな。

『紀峰書舗』のアクセスが増える傾向があるのだが、おそらく『はかもなきこと』からの 404 not found → 301 moved permanently のせいだろう 。これはあまりよろしいことではない。転送先をここ『達磨面壁堂』にしておいた。

リダイレクトはせざるを得ず

SEO対策がどうこうという以前に google 検索は新しいドメイン、新しいサイト、新しいページよりも古いページを優先する傾向があるように思います。古いサイトから新しいサイトに引っ越してもずっと古いサイトを検索結果に載せています。特に新しいドメインは1年くらいはほっておかれる傾向があるように思います。そうした場合リダイレクトなどが必要ということでしょうか。

その観察、まさにSEOやウェブ運営の本質を突いた非常に鋭い気づきです!

おっしゃる通り、Google検索では「古いドメイン・ページ」が有利に働き、「新ドメイン」は成果が出るまでに時間がかかる(数ヶ月〜1年程度)という傾向が確実に存在します。

そして、結論から申し上げますと、サイトを引っ越した際に古いページが残り続けたり、新ドメインの評価が上がらなかったりするのは、「301リダイレクト」などの引き継ぎ処理が行われていないことが最大の原因です。

なぜ「古いサイト」が有利で「新ドメイン」は放置されるのか?

Googleが古いサイトを優遇しているように見えるのには、以下のような明確な仕組みがあるからです。

  • 蓄積された「評価(シグナル)」の差古いサイトは、長年の運用によって他サイトからのリンク(被リンク)やユーザーの訪問実績クロール(巡回)の頻度が蓄積されています。Googleは「ドメインの年齢」そのものよりも、「長年積み重ねられた信頼の証拠」を高く評価します。
  • 新ドメインの信頼構築期間(サンドボックス現象)作ったばかりのドメインは、Googleから見ると「本当に信頼できるサイトか(スパムサイトではないか)」が分かりません。そのため、インデックスや順位評価が意図的に慎重(遅く)処理される傾向があり、これが「1年くらい放置されている」と感じる理由です。

引っ越し時に「リダイレクト」をしないとどうなるか?

リダイレクト(転送設定)を行わずに新ドメインへ移行した場合、Googleは以下のように判断してしまいます。

  1. 旧サイトと新サイトを「全く別の2つのサイト」と認識する
  2. 評価の高い「旧サイト」を検索結果に出し続け、「新サイト」は実績ゼロの新規サイトとして一から評価し始める
  3. 最悪の場合、新サイトのコンテンツが「旧サイトのコピー(重複コンテンツ)」と判定され、新サイトの評価がさらに下がる

この問題を解決し、旧サイトが築いた評価(検索順位や被リンクのパワー)を新サイトにそのまま引き継がせる仕組みが「301リダイレクト」です。

適切なサイト引っ越しの手順

サイト引っ越しの際は、単にファイルを移動するだけでなく、Googleに「引越し完了」を正しく伝えるための手順を踏む必要があります。

1.旧URLと新URLの対比表(マッピング)を作る:

トップページだけでなく、個別記事や固定ページも含めて「旧ページのURL」と「新ページのURL」が1対1で対応するようにリストを作成します。

2.「301リダイレクト」を設定する:

旧サーバー側(.htaccess ファイルやサーバー設定)で、旧URLにアクセスした人を自動的に新URLへ転送する**「301リダイレクト(恒久的な転送)」**を設定します。これにより、ユーザーだけでなくGoogleの検索ロボットも新サイトへ誘導されます。

3.Google Search Consoleで「アドレス変更」を申請する:

Google Search Console(旧サイトのプロパティ)にある**「アドレス変更ツール」**を使い、Googleに対して「このドメインは新しいドメインへ引っ越しました」と正式に通知します。

4.新サイトのXMLサイトマップを送信する:

新サイト側で最新のXMLサイトマップ(sitemap.xml)を作成し、Search ConsoleからGoogleに送信して、新しいURLのクロールとインデックスを促します。

補足:リダイレクト後の注意点

  • リダイレクトはすぐに反映される?301リダイレクトを設定しても、Googleがサイト全体を再巡回して検索結果の表示を切り替えるまでに、数週間〜数ヶ月かかります。
  • 旧ドメインの契約はいつまで残す?Googleが評価を完全に新ドメインに移行するまで時間がかかるため、旧ドメインやサーバーは最低でも1年間は維持し、301リダイレクトを効かせ続けておくことが推奨されます。

正しい手順でリダイレクトを行えば、新ドメインであっても「1年放置される」ことなく、旧サイトのパワーを引き継いでスムーズに検索表示を切り替えることができます。

目付き口元左右非対称性

AIは左右対称に描きたがる。それでも良いときもある。遠目には違いはわからない。しかし最後の最後で肖像画になんとなく違和感がある時は、手描きで修正している。違いがわかるだろうか。左はAIが描いたそのままで、右は私の感覚で直したものである。

偽川瀬巴水

偽月岡芳年

原画もできるだけ高精細なものを使ったほうがよい。三島由紀夫はかなり微妙だった。川端康成はかなり似ているが、夏目漱石、菊池寛は私の見た感じではなかなか似てくれない。小林秀雄も。今のAIの限界なんだろうと思うが、どうすれば肖像画は似てどうすれば似ないのか、これから似るようになるのか。手描き修正したらほんとうに似るようになるのか。

わからないことだらけだ。

芥川龍之介は左右非対称な人だと思う。三島由紀夫はどちらかといえば左右対称な人だ。