godfather part 2

序盤でマイケルがフレドやフランキーと交わす会話がすべて伏線になっているのだが、フランキーのセリフの中でいきなりハイマン・ロスという名が出てきて、こいつがすべての黒幕なのだが、マイケルとフランキーの会話だけでそれをわかれというのが無理過ぎる。

コルレオーネ一家はニューヨークからラスベガスに拠点を移そうとした。コルレオーネはクレメンザとの抗争に勝利して、フランキーはそのニューヨークの縄張りを引き継いだが、ロサト兄弟と対立していて、そのバックはロスがいるというのだが、いきなりロサトとかロスとか言われても知らんがなとしか言いようがない。ヴィトー・コルレオーネがイタリアからアメリカに移民してきてどうしたこうしたという話は分離して、ラスベガスとキューバの話をもっと丁寧に描くべきだったのではないか。

キューバ革命は成功するかもしれないとマイケルが直感する場面も、あまりにも安直で説明的過ぎる。

マイケルはラスベガスで利権を固めるためにロスとうまくやりたい。ロスと対立しているフランキーを抑えたい。そこがマイケルの判断ミスだということが一番重要な伏線なんだから、それを冒頭部分でもっと丁寧に描くべきなんじゃないのか。

ゴッドファーザー2、ゴッドファーザー追記。

これはもう原作の小説を読まんとラチがあかん気がしてきた。さすがに小説では丁寧に描かれていると思うんだよね。

自宅襲撃の直後、マイケルは信頼するトム・ヘイゲンに対してはっきりと「ロスが自分を殺そうとした」と明かしています。

襲撃直後にマイケルとトムが会話するシーンはあるんだが、マイケルはそんなこと全然言ってないんだが(笑)。

マイケルはロッコやネリなどの忠実な部下まで疑っている。ある意味すでにフレドも疑っている。トム以外はすべて疑っていると言っている。

この場面は原作には無いらしい。だから映画のシーンだけが判断材料のすべてだな。

AIが勝手に嘘を言っているわけじゃないと思うんだな。世の中にはそういう解釈が広まっているということなのだろう。何を信じたらいいのかね? Godfather part II ほどの誰もが知ってる有名作でもきちんとした解釈が確定していないの?まじで?自分で確かめるしかないのか。

「マイケルは信頼するトム・ヘイゲン」とAIはいうが、もちろんマイケルはトム一人を特別に信用しているわけがない(そういう設定にはなってないはずだ)。誰も信用してはいないがトムにすべてを託して(キューバを視察しロスと直接会いに)いくしかない上でそういうしかなかった。トムならばそう言っておけばそつなく仕事をこなしてくれるだろうと思ったまでだ。トムをすべての件で相談役として立ち会わせているわけではない(これも伏線として描かれている)ことから明らかだ。マイケルのところにはさまざまな錯綜した情報が集まってきていてマイケルも裁き切れていない。マイケルは独裁者にならざるを得ない状況に追い込まれている。フランキーからの相談もそれらの不確実な情報の中の一つに過ぎないってことを言いたいのだろうが、このこんがらがった状況を未加工なまま鑑賞者に投げつけるのはどうだろうか。しかもヴィトーの生い立ちまで絡めて余計ストーリーをややこしくしている。この映画を鑑賞する側にとっては情報量過多で不親切すぎるのではないか。もちろん現実とはそうしたものであり、それをそのまま表現しているといえなくもないのだろうが。

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