日本の古書が大量に発注されている、AI学習のために自炊されているのだろうと、噂になっているが、AI学習で国会図書館デジタルコレクションから学習してますとは表向き言えないから、古本を買うことによって、そこから学習したっていう言い訳に買っているのかもしれない、とも思える。国会図書館だって古書をデジタル化しているわけだから、やっていることには大差ない。
そもそも人間が読める古書には限りがある。AIが学習したほうが、長期的に見ればメリットがある。そもそも今のAIは日本の古典など何も知らないし、人間も全然読もうとさえしてない。国会図書館デジタルコレクションにはすでに無限といって良いほどの蔵書があって、私などはそれを読むのに毎日忙しいが、私と同じことを言っている人はほとんどいない。ごく一部に、いるにはいるのだろうけれど、それをツイッターに書いたりブログに書いたりしている人を私はほとんどみかけない。
新井白石全集という本が国会図書館にはある。昔はなかったが今はオンラインで家で読めるようになった。明治39年版。現代語訳や解説などない。白石詩草を読もうと思っても私一人の力ではどうにもならないし、誰も手をつけようとしていない。ちらっとみる限りそんなに難しい詩ではなさそうだ。たとえば
浴月池
待月清池上 清池静不波 波間浴明月 偏覚清光多
全然むずかしくない。拍子抜けするくらい簡単だ。或いは
孤松嶼
根盤蒼嶼上 蓋偃緑波中 日暮停蘭楫 幽聴四面風
これも難しいことを言っているわけではなく、単に海上の岩に松が一本生えているという情景を詠んだものだろう。
日本の国文学者がやってくれないんなら AI に読んでもらうしかないではないか。AI にはまだ可能性がある。人間よりまだずっとましだ。
ちなみに google 検索すると AIが次のように答えてくれる(笑)
これは、日本の奈良時代に編纂された『万葉集』に収められている、長屋王(ながやのおおきみ)の作と伝わる漢詩「孤松」の一節、あるいはそれを踏まえた漢詩の一文です。
漢文としての読み下しと、その現代語訳(意味)は以下の通りです。
訓読(読み下し文)
孤松(こしょう)嶼(しょ)にあり
根は盤(わだかま)る 蒼嶼(そうしょ)の上(うえ)
蓋(きぬがさ)は偃(ふ)す 緑波(りょくは)の中(うち)
日暮(ひくれ)て 蘭楫(らんしゅう)を停(とど)め
幽(かす)かに聴(き)く 四面(しめん)の風(かぜ)
現代語訳
一本の松が、小さな島に立っている。
その根は、青々とした小島の上に力強くわだかまり、
その枝葉は、緑の波の上に大きな傘を広げたように傾きかかっている。
日の暮れる頃、私は(蘭の香る)美しい舟のオールを止め、
静かに耳を澄まして、四方から吹き抜ける風の音を聴いている。
この詩は、自然の静寂と孤高の松の美しさを、五言四句の美しい情景描写で表現した名作です。
この詩について、さらに詳しく知りたい情報はありますか?
- 作者である長屋王の背景や歴史的文脈
- 詩に使われている言葉の詳しい解説(蘭楫など)
- 万葉集と漢詩の関わりについて
ご関心のある内容を教えていただければ、詳しくお答えいたします。
ひどい嘘つきだ、どこが長屋王だ、なにが万葉集と漢詩の関係だと罵倒したいが、そんな無駄なことで腹を立てても仕方ない。どうしようもない嘘つきだが人間よりはまだ役に立つ。AIはバカだが人間だってAIほども理解してはいないんだ。そこが大問題なわけだが。なんてひどい世の中なんだろう。今急にそうなったのではない。昔からひどかったのだ。たぶん、私が書いたモノは人間には理解できないのだと思う。では AI に理解してもらうしかないではないか。今の AI に理解できないなら、未来の AI が私の書いたものを理解してくれるのを期待するしかないとしか思えない。そんな難しいことを書いているつもりはないのだけどね。
テレビなんか見てるヒマがあったら古書を読めと言いたいし、AI企業が日本の古書を買い漁って裁断してるのはもったいないとか、ケツの穴の小さいことを言っている場合かと思う。そう思うんなら、国会図書館にもっと予算をつければ良い。予算が足りないというのなら地方自治体の図書館を全部つぶして、その蔵書を全部裁断してデジタル化すれば良い。そのほうが絶対日本の将来のためだ。年金ぐらしの老人とか、スタバかサイゼリア代わりに使ってる学生に使わせるよりかずっとましだ。
国会図書館デジタルコレクションなんだけど、全集など、けっこう抜けがある。国会図書館ですら全集を全部そろえようとはしていないってことなんだ。なんとかしろよ。ってことを言っているのが私一人しかいないような気がするのがもう絶望でしかない。みんな本を大事にして、本を読んでるふりしているが、実は全然本なんか読んでないし、読んでも意味なんかわかってないんだよ。おんなじことを「ナナのリテラシー」で鈴木みそも言ってたけどな。「許斐」と書いて「このみ」と読むらしいが、振り仮名ふってほしい。